こんにちは!ただの建築好きです。
建築学科を卒業後、会社員とかフリーランスとかやっています。
資格は二級建築士(国家資格)を保有しています。有資格者としての自覚と責任を持ち、正しい情報を掲載するように心がけています。
また、TOEIC公開テスト705点もあり多少は英語が読めるので、外国人建築家のWEBサイトも参考にしつつサイト作りをしています。
このサイトを作るキッカケをお話します。
目次
「泊まれる有名建築」を作るキッカケ
少し長いですが、この「泊まれる有名建築」を作るキッカケとなったエピソードをご紹介します。
建築学生時代
ぼくは安藤忠雄氏に憧れています。
建築学生だった頃、正直あまり建築に興味が持てませんでした。
しかし、ある本をキッカケにどんどん建築にのめり込んでいきました。
それが、本「建築家 安藤忠雄」です。
「すごい!こんな人がいるんだ!」
だらだらと過ごしてた大学生活の中、その時から一筋の光が見えた気がします。
安藤氏は20代の頃、海外へ旅をして、その間に色々な建築を見てきました。
ぼくも真似をし、夏にヨーロッパを放浪することにしました。
建築を見るためにヨーロッパ放浪
ヨーロッパ放浪の話は長いのですっ飛ばしますが、一言で言えば「辛かった」です。
お金がなく電車に乗れないので、建築を見るために歩き回り、ホテルにも泊まれず、半分以上は野宿をしていました。
まともにご飯も食べれず、毎日パンをかじり、栄養が足りていないので毎日フラフラ。
「なんでこんなことをしているんだ?」
と思っていました。
ヨーロッパ放浪の終盤、フランスのマルセイユにある、とある建築を見に行きました。
それがル・コルビュジエ作「ユニテ・ダビタシオン」です。

色々ネットで調べていましたが、実際に目の前にすると、
「すごい!すごい!」
と興奮しまくりでした。
街の機能を一つにまとめたユニテ・ダビタシオン。
中にはコンビニや郵便局、保育所などさまざまな部屋がありました。
それらを見回っているうちに、「ここに泊まろうかな?」と。
ユニテ・ダビタシオンはマンションになりますが、数部屋はホテルとして運営しています。
そこでなけなしのお金を払い、泊まることにしました。
初めて泊まった有名建築
部屋に入ると、まず驚きました。
こんなカラフルなホテルの部屋は初めて見ました。

このとき野宿の連続だったため、疲れ果てて、たぶんほとんど寝ていました。
夜になると近くのスーパーに行き、パンやビールを買い込みました。
ビールを片手に部屋から見る眺めは、文字通り最高でした。


ユニテ・ダビタシオンに泊まり、心と体が充分に回復したことをいまでも覚えています。
ちょうどHPゲージが、グーンと回復した感じです。
憧れの建築物に泊まることは、心や体を回復し、さらに一生の思い出になることを体感しました。
日本版もできるかな
憧れの建築物に泊まった記憶から、
「日本でも有名建築家が手がけたホテルってあるのかな?」
とネットで検索してみると、思ったよりあることが分かりました。
けれど、大手ホテルサイトがぽつぽつとまとめているだけで、情報が散乱しています。
そこで、
「よしっ、日本で有名建築を泊まるときに役に立つサイトを作ろう!」
とおもったのが、この「泊まれる有名建築」を作ったキッカケです。
建築に泊まるための旅行もあり
色々なホテル建築を見ていると、廃業してしまうもあることが分かりました。
- 丹下健三氏の「赤坂プリンスホテル」
- 菊竹清訓氏の「佐渡グランドホテル」など。
残念ながら解体されてしまうホテルも…。
これは非常に残念なことだと思います。
けれど、仕方のないこと。
資金が回収できる見込みがなければ、耐震工事やリフォームをすることができません。
なので、
- 建築を見るために泊まる人が増え、
- ホテル需要が増し、
- 歴史的に価値のあるホテルを存続させる
必要があります。
そこで「泊まれる有名建築」が、少しでも貢献できれば嬉しいです。
ぼくもサイト完成まで頑張ります。宿泊記も追加していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。^ ^
以上です!